INTERVIEW
絵を描き始めた経緯
7歳上の姉が絵を描いていて、姉の持ち物で漫画やイラストの描き方や絵の道具が小さい頃から当たり前にあったので、見て真似て描いたり、兄と描き合いしたりしていて、自然に描いてました。
なぜ、絵を描いていますか?
絵で食べていきたいと目標にしてしまったというのもあるのですが(10代のうちに一般職でやってくコミュニケーション能力がないと自己判断して、
つぶしの効かない生き方をしてきてしまった)、言葉に表しきれない部分を補ってくれる自己表現やコミュニケーションのツールにもなるので、自分が生きてくのに必要だからかなと思います。
制作において大事にしていることは?
表情に神経が通ってることというか、感情が描けてないとしっくりこないので、「この子は今どんな感情でいるのかな…、なんでこういう表情するのか、どんな人と一緒にいるのか」そういうのは想像できる余白を作って、見る人が入ってこれるようにしたいなあ…と思ってます。どんな子か想像して欲しいなと。
現在のスタイルはどうやってできましたか?
結構色んな絵柄やテイストに惹かれやすくて、その中で、「筆跡などのタッチが残る絵」「ラフなタッチなのに絵になってる」というのも好きで、
前にデジタルの厚塗りメイキングを見ながら描いた記憶を頼りに手遊びで描いてみたら、「あれ?早く描ける!」と思って、
「インスタで1日1絵1ヶ月したらフォロワー増えた」という記事を見たので検証できるかもと始めたのがきっかけです。(結果、少し増えました!)
普段はアナログメインで、セーターのヒダとかも描き込むほうなので、メイン制作の時間も必要なのもあって、逆にデジタルではラフに仕上げたいなと。
1日1絵しているときに、「毎回、星マークを描くのも楽しそうだな」というのと、Instagramでグラデーションを作る遊びをしたくなり、透明迷子のアカウントを作りました。
中学のときに美術部で油絵経験もあるのですが、乾くの待てなくて、色が混ざって汚くなるので苦労してました。デジタルなら絵の具乾くの待たなくていいし色も濁らないし、色数多いしで、当時のフラストレーションを解放してもらえた感覚でハマりました。
その為、デジタルでも加工は使わず、レイヤー1枚で色をひたすら重ねていくアナログな塗り方をしています。他の人には違いが見えないので完全に自己満足かもしれないです。
光と風を描くのも好きで、そこはどのテイストでも共通してるかもしれないなと思ってます。
初めてDiGAROやCaptorsを知ったときの印象は?
時代だなあ…!と思いました。
作家さんの制作活動の後押しになりそうだなあと思いました。
今後の展望
メインでは別名義で商業デビューを目標に漫画を描いてるので、目下漫画家デビューが目標で、その後の具体的なことはそこから考えたいなと思っています。漫画を描く為の時間が欲しいので、絵でも漫画でも描いたもので食べていけるようになりたいです。
pixivFactoryを利用して、透明迷子のグッズもいくつか試作済みなので販売スタート出来ればいいなと考えてます!宜しくお願いします!!
あと、尊敬する浅田弘幸センセイのように、装画やキャラデザなど、幅広く絵の仕事もしていきたいです!
まずは漫画制作ペースを作っていかないとと思っています。
作品一覧
DiGAROではデジタル原画や直筆サイン入りプリント作品をご購入いただけます。